The SoundPodium 実験結果SoundPodium を使用すると、本当に、楽器の自然倍音が増加するかどうか実験してみました。 スペクトルアナライザーの色に着目してください。 前半は、SoundPodium なし 実験方法と結果: 3オクターブを同じ様に演奏し、同じ音量で録音し、スペクトルアナライザーにかけて見ました。 上の縞模様の図の、前半は、SoundPodium なし 後半は、SoundPodium 使用時 の音のスペクトルです。 スペクトル図は、横に演奏した音が示めされ、縦にその音の強さや倍音の強さが色で示されています。赤い色が最も強く、順に黄色、緑色、青色の順で強さが示されています。 2KHzまでの倍音の強さを比較すると、右のスペクトル図の方が赤や黄色の部分が多く示されていて、倍音が強く出でいる事が分かります。 2KHzから4KHzの間も、右のスペクトル図の方が黄色や緑色の部分が多く示されていて、しかも、高い周波数まで倍音が強く出でいる事が分かります。 SoundPodium を使用すると、楽器の自然倍音が増加することが分かりました。 音の強さや倍音の強さが、どの程度違うか、 工房ミネハラでも測定して見ました。 上の録音の、E 音 (164Hz) の周波数分析を行ってみました。 ご覧下さい。
この二つのグラフを比較すると、SoundPodium 使用時 (下の図) が、 メーカーの測定データ は、本当でした。 The SoundPodium 実験結果 その2 上記と同じ検証を、こちらの、最新の機材で再検証してみました。 2008/5/31 3オクターブを同じ様に演奏し、同じ音量でSTEREO録音しました。 前半は、SoundPodium なし 後半は、SoundPodium 使用時 のサウンドです。 これを、スペクトルアナライザーにかけて見ました。 上の縞模様の図の、前半は、SoundPodium なし 後半は、SoundPodium 使用時 の音のスペクトルです。 スペクトル図は、横に演奏した音が示めされ、縦には、周波数に対応した音の強さや倍音の強さが色で示されています。 輝いている黄色の部分に強い周波数成分があることを示しています。 1KHz位までの周波数成分では、明らかに右側のSoundPodium 使用時 の音の方が輝いている黄色の部分が多く、強い音が出でいることがわかります。 また、2KHz以上の周波数帯でも、赤い色の部分が詰まっていて、SoundPodium 使用時 の音の方が、高域の倍音成分も強いことがわかります。 SoundPodium を使用すると、楽器の自然倍音が増加することが分かりました。 こちらにある、メーカーの測定データ に就いても、もう一度検証してみました。
上のデータは、E 音 (82.4Hz) を弾いた時の、周波数分析を示していますが、 400Hz-1,000Hz の間の倍音の強さが、明らかに増加しています。
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工房ミネハラ
Mineo Harada
Updated:2008/5/31
First Updated:2003/8/16