SUZUKI No.50

SUZUKI  No. 50

マンドリン修理明細

下記 修理致しました。

修理部位・交換部品

数量

 

ナット製作・交換、弦間隔修正、弦高調整

一式

 

 

 

 

ブリッジ修正追加工、弦高調整、オクターブ調整

一式

 

 

 

 

チューナ(糸巻き) 分解・調整・注油

一式

 

 

 

 

袖板割れ 接着修理

一式

 

 

 

 

フレット研磨・指板清掃

一式

 

 

 

 

 

合 計

 

 修理内容補足説明
(1)      弦高調整値・ブリッジ位置調整 (オクターブ調整)            単位 : mm


No.

ナット弦高調整

(#1フレット弦高)

ブリッジ弦高調整
(#12
フレット弦高)

ブリッジオクターブ調整
(
ナット to ブリッジ弦長)

元の状態

調整後

元の状態

調整後

元の状態

調整後

#1

0.45

0.20

3.0

2.0

346.0

339.0

#2

0.50

0.20

3.1

2.1

346.0

340.5

#3

0.55

0.30

3.2

2.1

346.0

339.5

#4

0.60

0.35

3.2

2.1

346.0

340.5

(2)     ナットを作り直し、ブリッジを調整することで、限界近くまで弦高を低くし、演奏しやすくなるように設定・調整しました。
    ブリッジのオクターブ調整もしてありますので、確かな音程に改善したと思います。


(3)     チューナー(糸巻き)は特殊なものが使われていて、交換できるパーツがないため、現状品を分解し、ペグの回転をスムーズにする調整を行いました。
    注油もしてありますので、軽く回せるようになったと思います。


(4)     割れていた袖板は、接着修理しました。 筋は見えますが、完全に接着されていますので、全く問題なく演奏できます。 丁寧に扱ってください。


画像をクリッリすると大きくご覧いただけます。





ナット
 Before

 




ナット
 After

 新し
くナットを作り直し、弦高を調整しました。




ブリッジ
 Before




ブリッジ
 After

 弦高を低くし、オクターブ調整する追加工を行いました。




チューナ
(糸巻き)
  分解・調整




袖板割れ 接着修理
の様子





After





After

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工房ミネハラ
Mineo Harada

Updated:2023/3/27