本場 ドイツ からやって来た ギター製作キット

Original from Fritz Kollitz made in Germany

Classical Guitar Kit Photo Library

Mahogany / Cedar Maple / Spruce

この、Photo Library は、製作マニュアルの写真をご紹介したものです

ブレースや指板の位置出しに関しては、原寸大の図面が添付されていま

写真に掲載されていない道具類や製作の参考となる参考文献などは、下記をご参考にして下さい

★ギター製作の参考文献は、こちらをご覧下さい。 |ギター製作参考文献|

★ギター製作に役立つ道具類は、こちらをご覧下さい。 |ギター製作道具類|

下記の製作工程で紹介されいる道具類も有ります

 ・各種クランプ
 ・ゴムバンド
 ・スプールクランプ
 ・パーフリングカッター
 ・リューター
 ・バインディングテープ
 ・懐の長いクランプ

 ・ニスはこちらに有ります


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1.サンドペーパーを貼った
大きな板の上でリブの平面出し

2.表板にセンターラインと
ドブテイルジョイント切り欠を描く

3.ドブテイルジョイントを切り欠く

4.大きな板に中心線をひき、
ネックの中心線を合わせてクランプ

5.表板の裏を上にして
センターラインを合わせる

6.リブケージの中心線を合わせて
その上にクランプ

7.左右対称を確認して、必要な場合は
小さなブロックを当てて修正し、
リブケージの外形を描く

8.外形より3−5mm大きく
外周を糸鋸で切り落とす

9.バスバー 
(ドイツ式では、
ブレーシングをこう呼びます)
の位置を図面から写し、
バスバーの接着面を平らに仕上げ、貼付け

10.順次、バスバーを接着
各種クランプが必要

11.サウンドホール両側の薄いバスバーは
表板の切り残りを使用

12.全部のバスバーの接着が完了後、
ノミでバスバーの断面形状を仕上
(
断面形状は図面に記載あり)

13.リブケージの中心線を合わせ
バスバーの端をマークし、
リブに2mm深さの溝を
ノミで彫り、
バスバーの端を入れ込む

14.ボディ外形よりやや大き目の
アセンブリーボードを
19mm合板で作る

15.リブケージと表板の接着
固定は、
ゴムバンド
スプールクランプを使用。
乾燥後、裏板接着面を平坦仕上

16.裏板のバスバーの位置でバスバーの
曲面を図面より転写しバスバーを削る

17.裏板にバスバーを接着
裏板に曲面をつける

18.表板の残りから
センターストライプを作り接着。
バスバーの断面形状を
ノミで仕上る

19.ネック部の下に補強材を置いて固定

20.裏板の接着
乾燥後、表板、裏板をリブと面一に仕上る

21.バインディング用の溝彫りカッター製作
パーフリングカッターリューターが便利

22.カッターの刃の位置を調節

23.バインディング用の溝を切り込んで
ノミを彫る

24.バインディングの接着
バインディングテープなどで固定
乾燥後面一仕上

25.2本の長い定規で
フィンガーボードの位置合わせ

26.フィンガーボードをネックに接着
自転車用の
ゴムバンドなどで固定
乾燥後ネックの側面を仕上

27.ブリッジの正確な位置決め
ニス塗りに備え、マスキングテープ貼り
図は有りませんが、ここで
ボディとネックのニス塗りとポリッシング

28.ブリッジとネックの接着部の仕上

29.ブリッジの接着
懐の長いクランプで固定

30.
懐の長いクランプが無い場合は、
居間や台所の棚などを使って
上から
Go-bar方式で固定 

31.ネックの接着

32.フレットの高さ不揃いを
長いフラットヤスリで修正
ナット、ギャチューナー取付、弦張り

これで完成です

如何でしょうか

特殊な道具類は無くても、本格的なギター製作が出来るように作られた素晴らしい製作キットです


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工房ミネハラ
Mineo Harada

Updated:2002/4/24