焼津市 鈴木 建四郎様 今も現役で、チェロ バリバリ演奏・・・素晴らしいですね・・・これは、2006年のお便りです


焼津市 鈴木 建四郎様
 
"Andalusia" チェロキット
C-Kit-1C 完成 !!
・・・これは、6年前のお便りです
  皆さん 鈴木様はお幾つになられる方だと思いますか?


ストラディバリは、93歳までバイオリン製作を続けたと言う事を読んだ事が有りますが、焼津市の鈴木様も、お若い頃からの手作りの情熱をチェロキット製作に傾けていただけました。

素晴らしいチェロスタンドまで一緒にお作りになられた根気良さには、全く頭の下がる思いです。

そればかりでは有りません。

魂柱は、家を建替えた時に出た松材から11mmの丸棒を削り出し、ナット、サドルなどは、古い家具の黒檀材からお作りになられました。

 (イタリアなどでも、古い教会を建て直した時に出る松材などは、バイオリンの良い材料に使われているようです)

また、魂柱立てやスクレーパーなどの道具類も自作してしまったそうです。 


2000年7月始めに、チェロ製作の参考文献

Cello Making Step by Step ”チェロ製作ステップバイステップ” by Henry A. Strobel

stbcom11.jpg (4281 バイト) stbcom22.jpg (5420 バイト) をお届けし、

9月始めに、チェロキット C-Kit-1C と、オイルニスセット #OVS-1 、黒檀指板 等をお届けしました。

11月始めには、「ホワイトチェロが完成」、と言うご連絡を頂き、11月の終わりには、「ニス塗り完成」と言うご連絡を頂きました。

素晴らしいスピードです。

出来上がったチェロも、音量・音質とも素晴らしいようです。


実際の色はもう少し濃いとの事です

この度、鈴木様より、お寄せ頂いた写真やお便りの掲載のお許しを頂きましたので、

その一端を皆様にご紹介させていただきます。




その後頂きましたお便りでは、12月に入ってから、チェロの練習を始められたと言うことです。 「指を開くのが大変だ」と始めは仰っておられましたが、今では、右手の指の開きに比べ、左手の開きが 「指1本半ほど大きくなった」 とのことです。

鈴木様のお言葉をそのままご紹介しますと、 「やれば出来るもんだな。 関節が未だ軟らかいのですか」

とのことです。

鈴木様は、今年、84歳になられたと仰っておられました。

拍手・拍手 !!


焼津市の鈴木様の製作状況をご紹介致しました。

素晴らしい、ご満足の行くチェロが出来たという事で、微力ながらお手伝いできました事を、私も大変嬉しく思っております。

有難う御座いました。

是非、これからもお体に気をつけてられ、2作目、3作目の製作や、演奏を楽しんで頂ければと念じて降ります。

今年は、12月末になっても、焼津は霜も降りず、暖かいとのことです。


このホームページでご紹介しておりますチェロ製作キットは、初めての方でも容易に本物のチェロを製作して頂けるものです。是非多くの方々にチェロ製作の楽しさを味わって頂きたいと考えております。

チェロ製作キットはこちらでご紹介しております。

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工房ミネハラ
Mineo Harada

Updated:2006/9/17