SUZUKI  No.230 1968年製

SUZUKI  No.230 1968 様

マンドリン修理明細

 下記 修理致しました。

修理部位・交換部品

数量

 

ナット弦高調整

一式

 

 

 

 

ブリッジ修正、弦高調整、オクターブ調整

一式

 

 

 

 

フレット浮き上がり修正研磨 (#12 から #16フレット周辺)

一式

 

 

 

 

糸巻回転調整

一式

 

 

 

 

表板センター割れ接着修正

一式

 

 

小 計

 

 

 

 

% 値引き

 

 

 

合 計

 

 修理内容補足説明

(1)      弦高調整値・ブリッジ位置調整 (オクターブ調整)            単位 : mm


No.

ナット弦高調整
(#1
フレット弦高)

ブリッジ弦高調整
(#12
フレット弦高)

ブリッジ位置調整
(
ナット to ブリッジ弦長)

元の状態

調整後

元の状態

調整後

元の状態

調整後

#1

0.50

0.40

2.6

1.6

339.0

339.5

#2

0.50

0.40

2.4

1.6

339.0

340.5

#3

0.50

0.45

2.2

1.6

339.0

339.5

#4

0.50

0.50

2.2

1.6

339.0

340.5

 (2)     フレット浮き上がり修正研磨 (#12 から #16フレット周辺) と ブリッジ修正

    ネックの反りの影響から、#12 から #16フレット周辺のフレットが極端に盛り上がっていたため、#12フレット辺りの弦高が高く、弾きにくい状況でした。

    フレットの盛り上がりを研磨して低く修正し、さらにブリッジを追加工修正し、#12フレット弦高を低くし弾き易くしました。

 (3)     表板センター割れ接着修正

    表板のセンターの接着剥がれ (センター割れ) が見られました。 そのままでも音は出ますが、楽器の強度が危うく、いずれ壊れる心配が残ります。
    センター割れの部分は、外からは大変見え難い箇所ですが、特殊な治具を作り、薄い板を接着して補強してあります。
    これで、将来、楽器が壊れる心配は無くなります。


画像をクリッリすると大きくご覧いただけます。




フレット研磨部
 After


 #12 から #16フレット周辺のフレットが極端に盛り上がっていたため研磨修正。



ナット
 After

 弦高修正。


ブリッジ Before

表板センター割れ


ブリッジ After

 オクターブ調整実施




接着用薄板と接着治具





薄板接着作業




糸巻回転調整





After

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工房ミネハラ
Mineo Harada

Updated:2023/3/25