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無調整
なので
ナットの脇に置くだけ
The
MTS
will
breakthrough |
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MTS を自分のギターにインストールしよう
このページでご紹介する MTS は、面倒なサドルの調整はしなくても、現状のギターの状態を大幅に改善する、簡易的な MTS インストール方法です。
ミネハラ スーパーチューンシステムTM は、下の写真のパーツを使って インストールします。
なぜ、音程の狂い が、改善されるのかは、良く分かるMTS で、解説しております。詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧下さい。
まずは、この写真をご覧下さい。
皆様が、今お持ちのご自分の アコースティックギター に、超簡単に MTS をインストール出来る方法を、工房ミネハラから提案いたします。
あの、ギターの Buzz Feiten も、こんなに簡単にインストール出来る方法まではやっていませんよね。
これは、通常の、アコースティックギター に、 MTS をインストールしたものです。
この ストリングピロー を、ナットの脇に置くだけで、 MTS をインストール出来ます。
もう少し詳しく、 MTS のインストール方法をご説明します。 ストリングピローTM は 、普通の Light ゲージの弦を使用のアコースティックギター で、ナット巾 約 42-45mm スケールレングス 643-650mm 、フレット高さは、通常の Medium .041"-.045"(1.0-1.1mm) 用に作りました。
ストリングピローTM のベース部は、薄くしてありますし、僅かに曲げて作ってありますので、フィンガーボードの上の載せて、弦を張れば、弦の張力でのストリングピローTM は、ピッタリとフィンガーボードに密着します。貴方の アコースティックギター の弦を緩めて、ストリングピローを ナットの脇に置いてみて下さい。
左の写真のように、 ナットに付いている弦の溝が、ストリングピロー の上面より低くなっていれば、
この写真のように、弦を張った状態で、ストリングピローを差し込んで ナットの脇まで矢印方向に押し付け れば、インストールは完了です。<註釈> ストリングピローは、弦の張力で動いてしまうことはありませんので接着しません。
ブリッジサドル
ブリッジサドル は、#12 フレットの弦高が #1弦側で 1.8mm--#6弦側で 2.8mm 程度で有れば、何もしなくても良い結果が得られる筈です。これでインストールは終りです。
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ナットの溝の深さを少し深くして下さい。
もし、弦が今までのナットの溝に載っていて、ストリングピロー の上面に載ってない場合は、 下の写真のように、こちらでご紹介しているような、細丸ヤスリ(T-47) などの、細いヤスリか、ナットファイルを使って、 6本の弦とも、ストリングピロー の上面に載り、ナットの溝は、弦が左右に動かないようなガイドの状態になれば、 これで、 MTS のインストールは、完了です。
最後に、ストリングピロー の上面 を細かいサンドペーパーなどで綺麗に仕上げれば完成です。<註釈>
この写真のナットからもお分かりいただけるとおもいますが、ストリングピローTM は、 ギターのモデルを問わず、殆どのアコースティックギターにインストール可能です。
貴方のギターが、こんなギターだったら
→こんなギターに、必ず変身出来ます
勿論、ハイポジションの音程が、♯シャープ気味のギターに於いても、音程の狂いは大きく改善が図られますが、 逆に、ハイポジションの音程が、♭フラット気味のギターの場合は、ストリングピロー のみのインストールの場合、 ハイポジションの♭フラット気味は、更に大きくなることが予想されますので、
そのような場合は、こちらでご紹介している、MHTS ミネハラ スーパーチューンシステム 標準インストール をご用命下さい。
もうちょっと、説明を加えましょう。
この図は、通常のギターのブリッジサドルの補正の様子を示したものです。
#12フレット付近、すなわち、弦の真ん中付近のフレットを押さえた時に、音程が上がり過ぎてしまうのを防ぐために、 弦の振動長を少し長くして、音程が下がるように、ブリッジサドルの位置は、弦長が弦毎に最適になるように補正されているのが、普通です。 この、ブリッジサドルの位置補正を正確に行えば、ハイポジションを演奏しても、音の狂いは少なく、良いギター・・・と言えるでしょう。
しかし、これだけでは、矢張り不十分な現象が残ります。 それは、#1−#5フレット辺りの、ローポジションで演奏した場合、弦を押さえることによって音程が僅かに上がってしまう現象が残っているからです。
特に、アコースティックギターでは、#2弦や、#6弦などは、音程の狂い方が大きい弦です。 これを防止する方法が、 ミネハラ スーパーチューンシステム なのです。
ミネハラ スーパーチューンシステム では、ブリッジサドルの位置補正のほかに、ナット位置でも僅かに弦の長さを補正して、ローポジションで演奏した場合でも、弦を押さえることによって音程が僅かに上がってしまう現象を防止します。 ですから、ハイポジションでは音程が安定している良いギターに、 この ストリングピロー をセットすれば、ローポジションも音程の狂いの無い、素晴らしくピッチの安定したギターになる・・・と言う事です。
ギターの力学 総まとめ編 で、詳しくご紹介しておりますので、ご興味のある方はご覧になって下さい。
これで、貴方のギターは、 極限のピッチ に近づきます。 詳しくは、こちらのページもご覧ください。
遂に登場しました。 何方でも簡単にインストール出来る 一体型ナット MTS Visor Nut
こちらでご紹介しています
超人気アイテム S.O.S (SOUND OFFSET SPACER ) サウンド・オフセット・スペーサーの使用方法・疑問にもお応えしています・・・こちらをご覧ください
Minehara Super Tune System TM は、原則的にどのメーカーの アコースティックギターにも インストール可能です。
今後の主力製品を MTS Visor Nut に順次切り替えのため、ストリングピローの販売は在庫品限りとなります。 ストリングピローを使用したい場合は、市販のS.O.S をご使用ください。
型番 | 商品名 | 価格 (税込) |
Minehara Super Tune System ミネハラ スーパーチューンシステムTM | ||
MHTS-ACSP |
ミネハラ スーパーチューンシステム
アコースティックギター用標準ストリングピロー
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\10,500 在庫終了 |
MTS Visor Nut |
何方でも簡単にインストール出来る 一体型ナット MTS Visor Nut |
こちらです |
(注) 素材調達の関係から、色は、こちらのナイロン弦ギター用と同様の、乳白色のものとなります。
こちらのページ で、ご紹介している、オフセットサドルブランクを使用して、ブリッジサドル のセットアップをしたい場合は、ご相談ください。
注:上記価格には、送料は含みません。 仕様、価格は予告無しに変わる事があります。貴方のギターへのインストール方法は ・・・こちらをご覧ください。
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Buzz Feiten BFTS 比較
MTS の ストリングピロー |
Buzz Feiten BFTS では、この程度の補正 |
上の写真の、右側のもは、Buzz Feiten BFTS と同じ量のナット補正を、ストリングピローで試作的に作ってみた物です。 ストリングピローでの、ナット補正 とは、この写真をご覧下さい。 Buzz Feiten BFTS の、ナット補正量は、こちらで詳しくご紹介しています。 ご覧下さい。
Buzz Feiten BFTS の場合は、弦のゲージや弦高に関係なく、6本の弦全て同じ補正が行われていて、しかもその量は、僅か 0.5mm 程度と小さく、ナット補正の値が不十分・・・と、工房ミネハラ は考えています。 それに対して、 MTS では、下の写真のように、プレーン弦と巻線弦(Wound)の違いを考慮し、弦毎に、弦のゲージ や弦高にあわせて ナット位置を最良の値にシフト していますので、弦を押さえた時に音程がシャープになる現象を大幅に低減できます。 もう少し詳しくご説明します。
アコースティックギター
と
エレキギター
では、#3弦が大きく違っています。 右のエレキギター
は、#3弦もプレーン弦が使われていて、弦の内部応力は、6弦中で最も低くなっています。 したがって、この#3弦は、弦を押さえた時に音程が最も狂い易い性質を持っています。 Buzz Feiten BFTS と EARVANA ECTS ; Earvana Compensated Tuning System は、こちらでもご紹介しています。 これ等に対し、 MTS の場合は、このページでご紹介している、簡易的 MTS インストールでも、その効果は十分発揮できます。 お試し下さい |
下記をお読みいただいたら、なぜ・・・そんなに良くなるか、ご納得いただけると思います
このページに掲載したギターは、 の搭載事例を示したもので、ギターの音程の狂いとは直接の関係はありません。
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工房ミネハラ
Mineo Harada
2020/5/10
Updated:2012/6/21
First Updated:2006/9/12